60歳代の男性であっというまに遺品整理はおわりました。

横浜市に住んでいる60歳代の男性です。3年前に亡くなった父親の遺品整理を行いました。
突然亡くなったので、最初に整理したのは背広と雑誌です。棺に入れる副葬品を選ぶためですが、父親とは違う場所に住んでいたので、愛用品がよくわからず困りました。
会社員として72歳まで働いていたので、背広の中でお気に入りのものを選びました。また毎年春、夏の甲子園にいっていたので、雑誌の中で甲子園を特集したものを選びました。
葬式が終わってから本格的に遺品整理に取り組みました。母親は不要なものは地域のごみ集積場に出したいというので、衣類関係はほとんど捨てることにしました。私とは洋服の好みが異なるので、形見としてもらうことはありませんでした。
次に本と雑誌ですが、亡くなる前に偶然たまっていた本を父親が整理して、押し入れの中にひもで縛っておいてありました。そこで中古本に出しましたが、ほとんど値がつきませんでした。
机は事務用を使用していたので中を見ると、整理整頓されていました。突然亡くなったので父親自身も知らなかったと思いますが、何か予感があったのかもしれません。そこは今でも手付かずで残してあります。
父親と母親は一軒家の中で個室をお互いに持っていました。特に父親は以前亡くなった祖母の部屋で暮らしていたので、台所や冷蔵庫をそのまま使用していました。
父親が亡くなったので、必要もなくなりましたが、母親はそのまま残しておきたいというので今でもおいてあります。
父親はもともと仕事人間で無趣味だったこともあり、ほとんど遺品は残っていませんでした。時計や手帳、電卓など小物はありましたが捨てていません。ベットは解体して、大型ごみとして廃却しています。
遺品整理は大変だといわれていますが、父親自身日頃から整理していたので、簡単でした。机はそのままにしてあるので、今でもいつか帰ってきそうな雰囲気があります。
遺品整理としてかまえなくても、残すものは自然にわかるので、特に悩むことはないと思います。

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