50代 男性 遺品整理をして楽になりました

8年前の事です。 ガンを患っていた妻を無くし、彼女の遺品を整理することにしました。 その時は、全くと言って思考が止まっている状況で、深く物事が考えられずにいました。 まず、親類、兄弟に形見分けをした後、当然のごとく、たくさんの遺品が残りました。

彼女の持っていたもの、洋服等、見るだけで涙が出るし、辛い気持ちになりました。 いっそのこと、全てを整理しようと考えました。 まず、洋服、靴等を処分することにしました。 インターネットで買取業者に連絡し、訪問日時を決め、査定してもらうことにしました。

ほとんど来ていない洋服や、全く履いていない靴など、査定してもらいました。購入額は、おそらく何百万円相当。 ほとんどがヨーロッパのブランドものでした。 靴は、日本のブランドのものでした。 今考えると、もうちょっと、やりようがあったのではと思いますが、その時は、全てがどうでもよかったので、出た査定額、3000円で引き取ってもらいました。

どう考えても、安過ぎたと思います。先ほども記述しましたが、ほとんどが、ヨーロッパのブランドものなので、高額で購入しています。

今となっては、買取業者各社に査定してもらい、条件の良いところに買い取ってもらうなどした方がよかったと思います。 あとは、バッグや時計、アクセサリーです。 これは、komehyoなどの中古高級品取扱店に買い取ってもらうことにしました。

商品の写真を何枚か摂って、買取業者の買取サイトにエントリーしました。次の日だったと思いますが、電話連絡がきて、 査定額を伝えられます。あとは、店舗に実際のものを持ってきてもらい、本査定するので、金額が前後する必要があるということを言われました。

言われるがまま、持ち込みの日時を決め、店舗にバッグや時計、アクセサリーを査定してもらいました。30分ほどで、査定額が出ました。これもブランド品ばかりだったのですが、この買取業者は、そこそこの値段を出してもらいましたので、すぐに換金してもらうことにし、お金を受け取りました。 彼女の主だったものがなくなると、ものを見て涙することはなくなりましたが、写真を見るとどうしても涙が出てしまします。

しかし、写真は、今も大切に保管してあり、仏壇にも彼女の写真を飾っています。 物は、その時の2人の状態や楽しかったことなど、どうしても思い出してしまうので、精神的にキツイので私としては、遺品整理をしてよかったと思っています。

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